7月11日

こんばんは。


今日も酷暑でした。


今日は,破産管財人を務めている件の債権者集会,
民事の裁判の第1回口頭弁論に出廷したほか,
時間をかけて,とある裁判の準備書面を起案しておりました。
起案は時間がかかります・・・。


新聞では,婚外子(非嫡出子)の相続分が嫡出子の2分の1であるとする
民法の規定の合憲性が問題となっている裁判の弁論が最高裁の大法廷で
昨日開催されたことが大きく取り上げられました。
従前の合憲とする判例を変更するには最高裁が大法廷で審理する必要があるため,
違憲とする判断がされるのではないかと注目されているようです。


色々意見はあると思いますが,
個人的には,法律婚尊重のための,やむを得ない区別だと思っています。
家族のあり方が「多様化」していると言っても,
その「多様化」という言葉自体極めて抽象的だし,
やはり法律婚を尊重すべきだというのがほとんどの国民の意識ではないでしょうか。
改正するのであれば,もっと国民的な議論が成された上でされるべきと考えます。