料理に使った最古の土器

こんにちは。


今日は福岡市内の小学校の入学式の日ですが,
昨年に引き続き,午前中の雨が雷も伴ってすごかったです。
新1年生の皆さん,親御さんは大変だったでしょうが,
これからの小学校生活健やかに過ごされますことを祈念します。


さて,今日の朝刊に,
北海道や福井県内の遺跡から発掘された
1万1000年から1万5000年前の縄文式土器の焦げ跡に
鮭などの魚を煮炊きしたとみられる脂質を日英などの研究チームが
発見したとの記事が掲載されております。


縄文人が魚を煮て料理していたという事実もすごいですが,
そのことを土器に残っていた脂肪酸を見つけて発見するという
研究者の方々の努力が本当にすごいと思わされます。


これが初めての発見だということであれば,
私が小学生の時に発行された小学館の「まんが日本の歴史」の1巻の
縄文時代の箇所には縄文人が土器を使って魚を煮炊きする場面は
描かれていないのでしょうね。
改訂された時には,そういう場面が盛り込まれるかもしれません。
いつかチェックするのが楽しみです。