第一に処分

こんばんは。


福岡にも台風12号の影響がありまして,
大変風の強い一日でした。
今日開催が予定されていた
福岡市東区の花火大会も中止になってしまいました。
四国や中国地方に台風が直撃しているようなので,
被害が大変心配です。


さて,平成20年に発覚した
福岡第一高校のセネガル人留学生の年齢詐称問題で,
やっと高体連が同留学生の在籍時の
インターハイ優勝及び3位の記録抹消の処分を決めたそうです。


デリケートな問題だったので,更なる調査,討議を
重ねられた結果なのだと思いますが,
処分が出たのは当然だし,出るのが遅過ぎでないかと思いました。
日本の高校野球で,22歳の黒人選手が年齢を詐称して出場し,
ホームラン打ちまくって優勝したようなものですから,
成績抹消は当然でしょう。
私個人的には第一高校のチームに出場停止処分も科されないのか
疑問に思うくらいです。


これに対し第一高校の校長は「処分不当」として法的措置も検討している,
という報道も目にしました。こういうことを「破廉恥」というのだと思います。


当時の大濠はおろか,福岡県内,ひいては日本全国の高校生プレイヤーに
対して,ルール違反で大迷惑をかけているにもかかわらず,
その自覚がないのであれば,やむを得ないのでしょうが,
「皆様にご迷惑をおかけして申し訳ございませんでした。」と
お詫びされないのは,同校の体質を如実に体現しているように思います。


こういうことが曲がりなりにも
今日までまかり通ってきていること
(事実,第一高校のコーチはU18男子チームのコーチを務めていたりします。
協会があまり問題視していないことの現れですよね。)には,
捉え方が大き過ぎるかもしれませんが,
日本人の精神性が荒廃していることを示しているように思います。
改善していかないといけません。