ライジング初観戦とWJBLファイナル

今日は,福岡も雪が降っておりました。
北国の天気は大荒れだそうで,お見舞い申し上げます。


さて,昨日は福岡市民体育館ライジング福岡のゲームを
初めて観に行ってまいりました。
相手は,新潟アルビレックスBB。
新潟はbjリーグ発足以前からあるチームで,
ライジングは1年目,
前日の試合は惜しくも1点差で負け,
ということで勝つのは難しいのかなと思って会場に行きました。


以前もブログで紹介したとおり,4年前の大濠の主将だった
竹野明倫選手が加わり,そのプレイを4年ぶりに観られるのも
楽しみだったのですが,新潟戦の直前に中川和之選手が
ライジングに入団したため,「竹野あんまり出られないかもな・・」
とも思っておりました。
ちなみに中川選手は,専修大学卒業後,渡米し,田臥選手のように
NBAの下部リーグ(という位置付けが正確かどうかはわかりません。)の
ABAで活躍した選手。
4年の時のインカレを観に行ったのですが,
「それまで見た日本人選手の中で最もドリブルのうまい選手」(田臥より!)と
思いました。それくらいすごい選手で,竹野が入らなくても,
おそらく彼が入ったから観に行きたいなと感じる選手です。
ちなみに双子のお兄さんの中川直之選手は九州電力で活躍しています。


会場では,吉田福岡市長(ラ・サールの先輩ですが,
お会いしたことはありません。)の挨拶もあり,
「bj頑張っとるなー」と感じました
(ただ,挨拶させるタイミングが最悪。
スタートの選手が既に紹介されて,コートに入った後に
市長が紹介されて挨拶していたのですが,
コート内の選手たちの手持無沙汰感はすごかったです。)。


試合は,終始,ライジングペース!
1Qからディフェンスが厳しく,新潟のターンオーバーを誘発。
オフェンスでは小さな(公称182cm)の外国人選手ガーデナーの
ドライブを新潟は止められません。


で,やってまいりました2Q,竹野がスタートで出場です。
最初のボールタッチの時こそ,カットインをしかけてターンオーバーに
なってしまいましたが,すぐに速攻でジャンプシュートを決め,
ディフェンスでは元日本代表の長谷川選手からスチールするし,
スリーも決めて絶好調という感じで,それを見た私のテンションも
上がりっぱなしになっていったのでした
(ただし,実は1本目のスリーを決めた瞬間は見られませんでした
休日出勤してくれていた事務所のスタッフから電話があって観覧席から
離れていたのです。休日にもかかわらず頑張ってくれたスタッフ,
いつも感謝しております。ありがとうございます。)。
3Qのスタートこそ出なかったものの,
すぐにヘッドコーチからお呼びがかかり,再登場。
4Qも出場を続け,結果,14得点を上げました。
この試合を見る限り,ヘッドコーチの信頼も厚いようです。

試合は101−91でライジングの勝利!
吉田市長の檄が効きましたかね?


ライジングの試合を初観戦した感想は,
思っていたより,よかった,おもしろかった,です。
JBLでは,どこか他の会社の試合なのですが,
やはりbjだと,おらが町のチームの試合で,
感情移入してしまいます。
特に,私にとっては大濠所属時代に
すごく応援していた竹野選手も入りましたから,
なおさらです。
彼はアーリーエントリーという制度を経て
ライジングに入団しており,正式にライジングと契約するには
5月頃にあるドラフト会議でライジングが指名できなければ
ならないということです。
是非ともこのまま残っていただきたい(祈)。
ライジングのフロントの皆様よろしくお願いします。


改善すべきと思ったのは,タイムアウトが多過ぎて試合の流れが
切れてしまい,試合時間が長くなってしまうことです。
試合終盤は,若干差が開いたため,新潟がファウルゲームを
しかけてきてフリースローが多くなったのですが,
そのたんびにタイムアウトが請求されるため,
残り2分の長いこと,長いこと。
ついつい1分切ったくらいで会場を後にしてしまいました。
接戦だったらわかりますが差のついた試合で,あのタイムアウト
多さは何とかしていただきたいです。


ただし,bjの試合がおもしろく感じたのは事実なので,
次回福岡市民体育館で4月にある琉球ゴールデンキングスとの
試合も観に行きたいと思います。
今後もライジングの人気は上昇するだろうと思います。
キャンペーンなども頑張っていただきたいと思います。


長くなったので,WJBLについては簡単に。
昨日の第2戦は1点差でJOMOの勝利。
残り4分までJOMOが73−59で勝っていたのですが,
その後JOMOは無得点で富士通が猛追。
結果は,73−72でJOMOがギリギリでの逃げ切りでした。


今日の第3戦は20点差くらいで,富士通の勝利。
3Qの終盤からしか観ていないのですが,
富士通の良いところしか出ていませんでした。
JOMOのゾーンディフェンスをあざ笑うかのように
スリーポイント雨あられ
矢野良子は神と化していました。
JOMOはディフェンス頑張ってるんですが,
いかんせん最後のリバウンドが取れない。
走力のJOMOが上手さの富士通に対して
なす術なしといった感じでした。


それにしてもJOMO吉田亜沙美は頑張っています。
あのセンスの塊のようなパス,ディフェンス,リバウンドは
皆様にご覧いただきたいです(大神がいるからシュートまで
あまり行きません。)。
彼女も千葉インターハイで観た時に「女田臥」(田臥よりさらに
馬力があるイメージですが。)という印象を受けました
(私は,どうもうまい選手の基準が田臥にあるようです。)。
今後も応援していきたいと思います。


実は,ここから法律の話。
この前書いた最高裁判例について,
福大ロー出身の61期の修習生の方から,
この判例ではないかというご指摘をメールで
いただきました。
ありがとうございました。
もう少し,しっかり読んでからアップしたいと思います。