大濠ー第一でした。


こんにちは。


さて,今日,ウインターカップの福岡県予選の
勝戦がありましたので観戦してまいりました。


結果は

大濠78 (32−24,18−24,
20−20,8−28)96 第一で,
第一の優勝でした。


前半,特に第1Qは,
第一のインサイドプレイヤーに
ダブルチームを行い,
外のシューターにも早くカバーに行く
大濠のディフェンスが機能し,
オフェンスも大塚君を筆頭に芸術的なパスワークで
リードしました。
特に前半最後の上野君が1対1でカットインして
大下内君が合わせたプレイは素晴らしかったです。
今日はもしかすると,と思わされました。


しかし,後半になると大濠の足が止まってきます。
それでも3Qは長谷川君の2連続スリーなどで,
何とか2点リードで終えたのですが,
4Qは完全にスタミナが切れてしまいました。
中のプレイヤーである大下内君や二宮君が
ゴール下まで持ち込むものの,
セネガルのブロックに合い,外はシュートが打てません。
その間に特に第一が爆発したという訳ではなかったのですが,
ジミー,狩野,セネガルにコツコツシュートを決められ,
点差を離されてしまいました。


今日は大濠の調子が良く,第一の調子が今一つだったように
思われたため,4Qの最初に大濠の足が止まって
第一に流れが行きかけた時にうまくしのげる策が大濠に
あれば勝ってたのではないかと思いました。
3Qと4Qのインターバルでは
井手口氏もかなりイライラしてベンチで声を荒げてたし。


大濠は元々が県内では横綱相撲で勝ってきたためか,
個々のプレイが戦術的には優れていても,
1試合を通した戦略的な面では第一に
見劣りしてしまっているように思えます。
4Qの離されかけた時に
それまで狩野相手に良いディフェンスをしていた
上野君を岸君に替えてカウントワンスロー与えてしまうし,
ここで追い上げないかんやろ,と思う時に
スリーシューターの長谷川君と矢嶋君を同時に使うべきだろうに,
交替交替にしか出さないし。
信頼するに足るインサイドプレイヤーが他にいないと
言ってしまうとそれまでですが,
大下内君と二宮君を引っ張って最後はバテさせるし。
4Qの大事なところのタイムアウトでも局面を打開する
ための策が授けられるわけでもないし。


後はスタミナです。
4Qは見事なまでにスタミナ切れでした。
第一には体力的な面でセネガルという絶対的な
アドバンテージがありますので,
平面で走り負けているようでは勝機はないでしょう。


個々の芸術的なプレイに更なるスタミナ,戦略を加えて
来年こそ県内で勝てるチームになってほしいと思います。


それにしても
大塚君のプレイが観られなくなるのは
大変残念です。
インターハイも怪我して不完全燃焼だったし。
大学行っても頑張ってほしいです。