中部地区予選

行ってきました,中部地区予選を観に,
福岡経済大学第一経済大学)に。


都市高速で行くと思いのほか近かったことに
驚きました。

では,試合レポートを。


対東福岡戦
東福岡がここまで上がってくるのは
久しぶりです。


記憶では竹野君らの代か,堤君らの代は
強かったと思うので,4年ぶりくらいですかね。
コーチを福高クラブの方がされていて驚きました。


スコアは153(43−22,41−14,
46−14,23−16)66で圧勝でした。


1Qの残り3分くらいでスタメンは御役御免となり,
その後大濠が控えメンバーになっても差は開いていきました。


暴れまくっていたのは2年生の永野君。
まさにメイルマンといった感じでシュートを決めまくっていました。


最近は決勝の第一戦だけ観戦しに行くことが多かったのですが,
今日は準決勝も観に行きました。
それはなぜかというと,1年生を観たかったからです。
第一戦ではほとんどの時間をスタメンが占めるでしょうから,
1年生を観るには準決勝からと考えた訳です。
大正解でした。


まず登場したのは水口君(from 青森)。
細いと聞いていましたが,たしかに細い。
けど,スリーも決めてたし,よかったと思います。


そして,藤田君(196cm from 北海道),
花田君(アマースィー)登場。


花田君はやっぱり凄いです。
何が凄いって,まず貫禄が違います。
体格も良くて,とても高校に入学したばかりとは思えません。
ボールハンドリングは「さすが」の一言。
ただし,ディフェンスはクニ監督に「プレッシャーをかけんか!」と
怒鳴られても聞こえていなかったらしく,
あまりプレッシャーはかけていませんでした。


藤田君は,正直まだまだって感じでした。
ハーフタイムではいろんな人からアドバイスを受け,
3Qでは彼に得点させようとボールを集めましたが,
多分2点。
入学する前の写真では,ガッチリした体格してて
(お父さんがボディビルダーだそうです。),
「でかいのに,ヒョロヒョロしてないじゃん。
期待できますな,これは。」と思いましたが,
今日見ると,結構やせてました。
「福岡の水が合ってない?,それとも大濠で走らされまくった
から?」などと勝手な憶測をしてしまいましたが,
体作り,足腰作りからしっかり頑張っていただきたいものです。


試合は大濠の圧勝でしたが,4Qの出来が悪かったため,
試合終了後観客席から体育館の玄関のところまで降りていくと,
そこではクニ監督の大説教大会が開催されていたのでした。


対第一戦

結果から言うと,1点差負けでした。

スコアは,91(21−26,26−26,
27−22,17−18)92でした。


結構,良いスタートを切ったのですが,
追いつかれてリードされ,前半はついていく。


3Qにスリーや速攻が連続で決まって69−60まで
リードしたものの,やはり追いつかれる。

4Qも残り6分で83−78とリードしたものの,
残り5分には85−86で逆転され(ここで大濠が
タイムアウトを取ったときに会場の電光掲示板が消え,
結構な時間,試合が中断。),
残り17秒で長谷川君がスリーを決め,91−92に迫るものの,
ボールをキープされ(ファウルゲームに行くが,チームファウル
少なく,フリースローにならず。),そのままタイムアップ。


良い感じでリードする時間帯があるのですが,
玉井,狩野(特に終盤は狩野,狩野,狩野という印象。)らに
シュートを決められ,追いつかれ,逆転されてしまいました。


第一対策は,まず狩野にシュートを打たせないこと。
途中,矢嶋君がボックスワンでつくなど,かなり警戒しましたが,
リードした勝負どころで今日もかなり決められました。


もう1つは,ディフェンスリバウンドをしっかり取ること。
ジミーやセネガルが相当リバウンドが強いことはわかりますが,
セカンドチャンスで狩野につながれ,やられてしまうのが
もったいなかったです。


言うは易し,かもしれませんが,1本でも狩野のスリーを減らし,
1本でもセカンドチャンスからの得点がなければ勝っていたのですから,
悔やまれます。



個人的に活躍したのは,
矢嶋君,長谷川君,二宮君でした。
矢嶋君は前回の対戦の九州大会の決勝では「1点」に終わりましたが,
今日は大活躍。アウトサイドを中心にかなり得点を決めていたと思います。
長谷川君も終了間際に1点差に追いつくシュートなどすごかったです。
二宮君もセネガルを苦にせず,ミドルシュート,カットインで得点して
いました。セネガルを4ファウルにまでは追い込んだのですが,
もう一歩でした。あと,フリースローも2本外したか・・。


他方,元気がなかったのが,
大下内君,上野君。
特に大下内君は「もう少し」のシュートを押し込めず,
今日は得点が少なかったと思います。


で,微妙なのが大塚君。
もちろん,めちゃくちゃ「うまい」のですが,若干,策に溺れ過ぎの感も。
レイアップに行く際にファウルをもらおうとするものの
取ってもらえずフィニッシュも外す,
という場面が何回かあったと思います。
ファウルを取られませんでしたが,終了間際ワンマン速攻に行っていた
和田への接触もいかがなものかと(それはアンスポじゃないでしょ,
というファウルをその前審判がアンスポに取っていたので,
帳尻合わせ?)。


大濠も,第一も,本当にしぶといチームだと思いました。
片方が突き放そうとしても,突き放されずについていきます。
これからも今日のような接戦で,粘り合いのゲームが続くと
思います。
これからの対戦も楽しみです。


今日は大濠の選手,皆,髪が結構伸びててカッコよかったのですが,
第一に負けたので坊主になってるかもです。